STUDY

実演販売レジェンド松下さんが、実は法政大で経済学を学んでいた件

最近気になる番組があります。

それはNHKの「面接室へgo!」

「面接室へgo!」は、名だたる一流企業の本社オフィスの受付から始まり、最終面接まで進んだ人しか見られないであろう景色「本社面接室」を体験できちゃう夢のような番組です。

見ていてふと思ったのはMC役の方。
よくテレビショッピング系の番組に出てくる「レジェンド松下」さんです。

赤いエプロンでテンポよく番組を進行、多分「企業を実演販売」というコンセプトだと思うのですが…

なんでしょう?オモシロ実演販売風でありながら、企画からブレない企業説明の感じは。

この方、実はめっちゃ頭のキレル方?
一体、何者⁉

というわけで、今回はレジェンド松下さんを徹底調査してみました!

レジェンド松下さんは法政大経済学部卒だった!

TVを見ていて思うのは、レジェンド松下さんの話しぶり。

きっちり短文でまとまりながら、要点を押さえている。圧は強いんですが、それでいて押しつけがましいところが無いのです。

実はレジェンド松下さん、このような逸話をお持ちなんです。

中学や高校時代には、授業で習った歴史などを瞬時に要約して物語として語るのが得意であった。テスト前にこれを聞きたい友人で人だかりができていた。実演販売の原点はここにあると本人は語っている

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学生時代に地元横浜のベイスターズファンだったことから、横浜スタジアムで売り子を始める。花形のビールではなくコーヒーの売り子であったため、どうやったら売れるかを模索し、選手の応援歌を手書きで配って常連客を作ることで、通常30杯から40杯の売り上げのところを毎回200杯近く販売していた。

(『レジェンド松下がホントに使える キッチン・掃除グッズを50個、集めました!』主婦の友社)

高校卒業後に浪人時代を経て法政大学経済学部に入学した、ちょい苦労人の松下さん。

実は大学では経済学を学んでいて、しっかり知識の下地をお持ちだったんですね。

高校時代の逸話からもわかるように、話術に関して高い技術とセンスを元々お持ちでした。

知識と話術、そしてスタジアム売り子バイトで鍛えたコミュニケーション能力

レジェンド松下さんは、やはりタダモノではありませんでした。

レジェンド松下さんが実演販売士になった理由

法政大学経済学部時代にクリエイターへ憧れ、テレビの制作の仕事やコピーライターなどマスコミ業界を中心に就活したものの……。

しかしことごとく失敗、挫折。

当時は「この世の終わり」と感じますが、実演販売士として活躍する人のインタビューが載った新聞記事に心打たれたことを思い出します。

こういう道もあるかもしれないと気づいて、昔から人前でしゃべるのが好きなこと、バイトで“売る”ことも好きだったことを思い出し、実演販売の世界の職に就いたそうです。

自己分析が的確で正確だった好例ですよね…やっぱり、すごい!

座右の銘からわかる人柄

「ムダなことなんて何もない」がレジェンド松下さんの座右の銘。

“失敗することも大事な経験。生きていれば、失敗したり後悔することは必ずある。でもその経験があとで生きてくることがあり、失敗の理由が、違う場面で生かせたりする。人生は全部が何かと繋がっている。だから人生には無駄な事なんて何もないんだよ”と、いうわけです。

温かな笑顔には、たくさんの栄光と陰ながらの苦労があったのですね。おおらかで包容力のある印象の理由がわかったように思いました。

レジェンド松下さんが番組に託す想い

レジェンド松下さんが多数のインタビューで重ねて語るのは、「学ぼうとする意欲」の大切さです。

松下さんも今は面接官ですが、面接するときに見ているのは、その人がポジティブかどうかという部分だけ。ポジティブに学ぶ意欲の強い人間のほうが、10年後、20年後に花開いているんじゃないかな、と。

面接を受ける側は気に入られようと思ってやってくるけど、会社としては来たい人に来てほしいので、ウソをつかないでそのままの自分を見せれば、入れる会社には入れるんじゃないかなとおっしゃいます。

だから、逃げないでずっとやり続ければ、必ず道は開けるということを番組を通して伝えたいと。落ちたからってダメではありません、と。

これから先、学ぼうとする意欲が強いかどうか。

今はまだ何者でもなくて、能力やスキルもなくて空っぽだけど、吸収力と伸びしろはあって、キャパシティーは大きいんだとアピールし続けていると、いろんなものが削ぎ落とされて、きっと自分だけの強みが見えてくるんだと思いました。

まとめ

レジェンド松下さんは思った通りに、頭の切れる、大学の経済学部で学んでしっかりと知識もお持ちの方でした。

それに加えて、持ち前の話術や話術に関して高い技術とセンスもあります。

大学卒業時に希望していたマスコミ関係には残念ながらすすめませんでしたが、気が付けば現在TVでは引っ張りだこの状態。結果的にマスコミ関係の仕事についています。

まさに「むだなことは何もない」人生です。
私たちも失敗を恐れず、ポジティブにすすんでいきたですね!

ではでは、また!

参考記事:レジェンド松下が、人気企業の面接室を実演販売!?
【Special interview】誰もが最初は新人だった。あの人の”はじめて”物語