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アマゾンの置き配達とは?限定エリア・解除方法・開始時期について

一昨日アマゾンで商品を注文したら、届いたメールに「置き配」の文字が!

なんと現在、わたしの住む地域は「置き配」が標準配送方法になっていたのです。

そもそも「置き配」って何の略
置き配のねらい・開始時期・限定エリアの場所、そして置き配の解除方法まで説明します!

アマゾン「置き配」とは?

若葉
若葉
アマゾンはいつの間に「置き配」指定になってたの!?

「置き配」(おきはい)とは、宅配サービスにおいて、荷物を玄関先や宅配ボックスといった指定位置に置いて配達完了とする配送方式のこと

置い達完了することから、置き配という名称になったと思われます。

「置き配」指定は、Amazon.co.jpが発送してAmazonがお届けする注文が対象です。

置き配指定では在宅・不在に関わらず、指定いただいた場所に商品を配達します。受取時のサインは不要で、商品の配達をもって配達完了とします。

今後Amazonの配送は、希望しない限りずっと玄関前に届けられることになります。

いつから始まっていたの?

3月23日から30都道府県で開始

若葉
若葉
いつから置き配を開始していたの?
全然知らなかった!!

Amazno.co.jpは、注文時の配送オプションである「置き配指定サービス」を3月23日から初期設定で開始しました。

対象地域では今後もずっと、在宅時も留守時もいつでも商品は置き配になります。

置き配の際には、場所を指定することが出来ます

指定できる配達場所

  • 「玄関」
  • 「宅配ボックス」
  • 「ガスメーターボックス」
  • 「自転車のかご」
  • 「車庫」
  • 「建物内受付/管理人」

置き配の目的は

置き配の目的は、ズバリ再配達の経費を削減すること

日本では年間に利用されている宅配便の数は、およそ42億5千万個。そしてそのうちの15%が再配達されているというのです。

配送コストを考えた時、再配達の6億4千個の経済的な損失は軽視できない金額です。

その具体的な対策として打ち出されたのが「置き配」というサービスなのです。

実証実験で効果を確認ずみ

アマゾンは2019年11月6日~12月5日までの1カ月間、岐阜県多治見市で、置き配を標準とした実証実験をしてみました。

その結果、期間中は購入者の約70%が置き配指定で商品を受け取り、通常時の約50%の再配達削減につながったと成果を発表したため、今回の開始に踏み切りました。

実はアマゾンに先駆けて、2019年3月18日に郵便局の置き配が始まっています

「置き配」のメリット
  • 到着時間を気にせずに自分のペースで過ごせる
  • 平日はの日中は仕事なのでなかなか荷物を受け取れない
  • 子どもの世話や介護、入浴などで手が離せない場合も受け取れる
  • 再配達の面倒な手続きが無くなる 

こういったメリットがあるにも関わらず、郵便局に「専用依頼書」の提出や、施錠できる宅配ボックスの設置が必要だったりで置き配はなかなか世間には広まらない経緯がありました。

しかしアマゾンでは利用者は何の手続きもいらずに標準配達にすることで、置き配利用を広げていこうとしています

「置き配」エリアは30県

対象は一部地域を除く30都道府県。対象県は以下になります。

北海道・宮城県・福島県・新潟県・山梨県・茨城県・群馬県・栃木県・埼玉県・神奈川県・千葉県・東京都・愛知県・岐阜県・三重県・静岡県・滋賀県・京都府・大阪府・奈良県・兵庫県・岡山県・広島県・宮崎県・熊本県・佐賀・ 鹿児島県・大分県・長崎県・福岡県

※上記地域でも一部利用できない地域あり

不安な人は設定を解除しよう

指定地域の利用者が置き配を希望しない場合は、解除することも出来るのでご安心ください。

今回我が家が注文したのは「食品」。食品として口にするため外に置きっぱなしという状況は避けたいので、置き配の設定を解除して対面受け取りにしました。

置き配指定を利用/解除する場合は、「注文確定画面」と「注文詳細ページ」から変更が出来ます。

矢印のところから「置き配を利用しない」に変更します。置き配を利用しないようにするには、注文ごとに毎回設定する必要があるようです。

アマゾン「置き配」のまとめ

アマゾン「置き配」まとめ

アマゾンは「置き配」を標準配達に設定した

置き配の狙いは再配達によるコスト削減

置き配サービスは3月23日からスタート

置き配エリアはまだ限定されている

置き配は「対面受け取り」に変更も可能

サービスは始まったばかりで課題はありますが、普及するにつれ問題は解消されていくことになると思われます。

大手のヤマト運輸・佐川急便では本格的な置き配はまだ導入していませんが、いずれ全面的に普及するのではないでしょうか?

安全対策をするなどして、便利なサービスを上手に利用していきたいと思いました。

ではでは、また!